□インプラント手術 1回法・2回法
一般的にインプラント手術の方法は1回法、2回法に大きく分かれます。
1回法は切開しインプラントを埋入後、粘膜貫通部は口腔内に露出させる。
方法です。
2回法はインプラント体を埋入後、粘膜で完全に封鎖して外来から の
感染リスクを最小限に抑え、骨との生着後2度目の手術で粘膜貫通部
を口腔内に露出させます。
1回法のメリットは2度目の粘膜貫通部を口腔内に露出させる手術が必要がない
という大きな利点がありますが、
感染のリスクは2回法に比べると多いかも知れません。
2回法のメリットは完全に粘膜の下で生着を待つために外来刺激を受けにくい
2回目の粘膜貫通部を露出手術の際に、必要に応じて粘膜の
細部の調整が行いやすいなどがあります。
当医院では症例によって1回法、2回法を使い分けております。
リスクの少ないケースは1回法で行うことが多くなってきておりますが。
2回法での手術の方がやはり感染のリスクが少ないと感じております。